サツマイモ物語~毎年5月はサツマイモの植え付け

はじめに

今回は、サツマイモの植え付け(5月初旬)~手入れ(5月初旬~11月初旬)~収穫(11月初旬)~後段取り(11月初旬)についてご紹介します。

サツマイモ自体は、場所さえあれば野菜の中でも比較的育てやすいと思っていますし、女性や子供たちにも人気のある野菜だと思っています。

以下に、サツマイモの作り方を書きます。

参考になるかは不明ですが、どうぞご覧ください。

植え付け

サツマイモの苗を植え付けるにあたり、以下の前段取りが必要です。

  • 畑をよく耕し、石が混じっていたら取り除く
  • 少なくとも30cm以上は深く耕し、土をふっくらとさせる
  • 肥料をまき、土とよく混ぜる
  • 畝(うね)を作る。ただし、マルチ(黒ビニールシート)の端っこを埋めて固定するための溝を作っておく
  • マルチをかぶせる前に、土が流れない程度に水をまんべんなくまく。
  • マルチを土に密着させてかぶせ、端に切った溝に合わせて、要所要所にペグを打ち、端っこを土で埋めて、風でとばされないようにする
  • サツマイモの苗を購入し、苗を植え付ける前日~当日にかけて、バケツ半分ほど水をはって苗を入れて水を吸わせる
  • 当日植える2時間くらい前に、苗を軽く干す。

前段取りが終わったら、マルチに割りばし等で穴をあけてサツマイモの苗を土に対して垂直に植え付けます。

植える際に、あまり力を入れて植え付けると苗が折れることがあるのでご注意下さい。

手入れ

植え付け後、サツマイモの苗が根付くと、茎がどんどん伸びてきます。

特に6月~8月には、暑さと雨の恩恵を受けてどんどん伸びます。

ただ、茎だけが伸びるのではなく、節(?)毎にサツマイモ色の根っこが伸びてきます。その根っこを放置しておくと、サツマイモが大きく成長しづらいので、茎を裏返すかのようにして、根っこを外します。

その後、不要になった茎をハサミで切ります。

尚、茎から白い汁が出ますが、衣服にその汁が付くと二度と落ちないので、汚れてもよい服装で作業をお勧めします。

茎が伸びる度に、この作業を行います。サツマイモの成長のために必要な作業です。

収穫

さて、お待ちかねの収穫です。

  • マルチをはがせるように、サツマイモの茎を元から切る
  • ペグを抜く。抜き忘れがないように注意する。特に、小さなお子さんが収穫に参加するときは目を離さずご注意ください
  • マルチをはがす
  • いざ、収穫!

収穫する際には、むやみにスコップや移植ごて等を使わず、軍手を着用して「手」で掘り起こすのがベストです。スコップや移植ごて等をむやみに使用すると、せっかくのサツマイモに傷が入ったり折れたりしやすいからです。

後段取り

収穫が終わったら、終わり!...ではありません。

サツマイモは、同じ場所で作れば作るほど、だんだん良いイモができます。

そのためには、後段取りが必要です。手順は以下の通りです。

  • イモが土に残っていないか確認し、残っていれば取り除く
  • 少なくとも30cm以上は深く耕し、土をふっくらとさせる
  • 肥料をまき、土とよく混ぜる。肥料は「お礼肥え」ともいって、「ありがとうございました」というメッセージを込めて肥料をまく

さいごに

駆け足ではありましたが、サツマイモの植え付けから後段取りまで説明させていただきました。

特に収穫では、お隣さんのお子さんとわが子と一緒に楽しくにぎやかに楽しいひとときを過ごすことができました。
そして、これが「食育」となればこれに勝る幸福はありません。

今回は、今までで一番の質・大きさのサツマイモが取れました。

次回もみんなで頑張って、良いサツマイモを作りたいと思います。

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