サツマイモ物語 Vol.3~つる返し!

今日のお題

こんばんは。今日はサツマイモのつる返しに関して紹介します。
大抵「~返し」という言葉を聞くと、プロレスか何かの技を思いつきませんか?

残念ながら、技ではありません。プロレス等のファンの皆様。ごめんなさい。
一応これもれっきとした農作業ですので、ご容赦下さい。

本題

つる返しとは、サツマイモのつるをひっくり返して刈り取り、処分することです。サツマイモは育っていくにつれてつるが地面を這って成長していきます。

しかし、そのまま放置しておくと、サツマイモはつるから根っこが生えてきます。この根っこはつるが伸びていく途中で土に潜ります。
それによって、途中の根っこから栄養を奪われて、肝心のサツマイモが栄養不足で大きく育たないのです。

あと、まれに花が咲くサツマイモもありますが、花も栄養分を吸収するので、取り除きます。

とにかく、地中のイモだけに栄養がいかないようにするのが目的なのです。

さいごに

つる返しに関して、ご注意いただきたいことがあります。
このつる返し作業を行う際は、汚れても良い服装で行うことを強くお勧めします。
何故なら、サツマイモのつるを切ると白い液体が出てきます。この液体が厄介でして、服に付着したら、何度選択しても、落ちません。

話題が変わりますが、サツマイモのつるは細い部分はお出汁で炊いたら美味しく頂けます。
ただ、ハサミで1本1本切り出すので、集中力があり我慢強さに自信をお持ちの方に強くお勧めします。

次回は、いよいよ収穫編となります。お楽しみに。

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